自分の好きなように飲み食いさせては頂けませんか

2016年6月23日

自分のことって、解っているようで解っていない場合が多いようですが…
私、「食べ物の食べ方」っていうのは皆同じだと思っていたんですよ。
でも、そうではないみたいなんですね。

例えばお弁当。
お弁当のフタを開けた時に、まず何をどの程度食べて、次にあれを食べて…という順番を5箸くらいまで考えます。
おかずが少ない「唐揚弁当」でも、当然考えます。

最強唐揚弁当 - おかあさんの詩

「とりあえず唐揚が多すぎるから、半分を別皿に移動させて…」
「まず大好きな唐揚げを1口食べてからご飯を1口、それをもう一度繰り返してから箸休めにお新香を1切れ食べてみっかな」
「お義母さんがお味噌汁を出してくれたから、次は汁を啜って…」
お弁当の中身は、ご飯・唐揚・キャベツ・マカロニサラダ・お新香と5種類だけなのに、いちいち順番を考えながら口に入れます。
途中でお義母さんが味噌汁の他におでんを出してくれまして、その中のスジをどこに組み込もうかなんて考えていると、これまた楽しくて仕方がないわけです(≧∀≦*)

私は今まで、「誰もがそういうふうに考えながら食べている」と思っていたんですよね。
「そうじゃない」と解った時、愕然と致しました。
これについて、三日三晩考え込みましたもの。

コース料理がまた苦手なんですよねぇ。
あの、誰かが考えたコースというものを、誰かが考えた順番で食べなければならないというのが苦痛なんです。
メインは自分で選択したものであっても、他に付属する料理が決まっています。
いや、自分で選ぶコースでも、「それを食べ終わらないと次は持って来ないかんね!」っていうお店の場合、同じ物をず~~~っと食べ続けなきゃいけないんでしょう?
時には、前菜でライス食べたい時だって有るでしょうに(無いのかな?)。

焼肉屋さんの場合。
いきなり出て来たものを網の上にてんこ盛りにして、焼き上がった瞬間「それ、焼けたから食べなさい、こっちも焼けたから食べなさい」っていう人、居ません?(^^;
親切心なのかも知れないけれど、こちらにはこちらのペースっていうものが有るわけでして…
「タン塩を一枚、とりあえずそのままいって、ビールをグビッと飲むでしょ」
「次にタン塩をレモンでいって、ビールをグビッといった後に、オイキムチを箸休めにして…」
「そこでちょっと間が空いたら、チャンジャもいいなぁ」
会話を楽しみながら、こういう食事の組み立てを考えている時間が最高に楽しい。

勝手にチーズ注文して「チーズ食べるとワインが欲しくなりますね~、皆さんワインにしませんか?」っていう人も、居ますよねぇ。
こっちはワインなんか、最後まで飲む気ゼロだし(笑)

飲み食いには、その人のベストタイミングというものが有って、それはその日の体調に関係する場合も有ります。
「今日はゆっくり飲(や)りたいから、日本酒は止めておこう」とか。
「メッチャ仕事で汗かいたから、今日はビール一辺倒で!」と、こういう日も有るでしょう。
そこへ「この料理には白ワインが合いますので」なんて、その店や、どこかのワイン通だかが決めた「美味しい食べ(飲み)方」で飲み食いさせられてしまう。

その食べ方が美味しいかどうかは、食べる人が決めることじゃないんですかねぇ(;^_^A

歳をとるにつれ、余計に「自分のペース」というものが確立されて来ました。
厄介なものです。
食べ物も、そんなにたくさん食べられなくなって来ましたし、飲み物も同様。
そんな年寄りの私と焼き肉屋さんに行って「あっお兄さん、とりあえずタン塩人数分持って来て!」なんて注文されると、「いや、私は2枚くらい有ればいいですから」と言わなければならなくなります(;^_^A
他の誰かが食べてくれるならいいんです。
私は他の人達が喜んで食べる姿を拝見するのが好きだから。
「ほら、これ焼けたよ、あんたの分」っていうのが困っちゃう。

 

頼むから、放っておいてくれないか(爆)

 

「チーズが出て来たからワインを開けましょう」
「お刺身が出て来たから日本酒にしましょう」
「これ美味しいから食べてみて!」
「ほら、早く食べないと無くなっちゃうよ~!」

「ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!」
いちいち、うるせぇぇぇぇええ~~~~~~~!!(笑)

 

以前、ある人のお誘いで某店に集合。
もう最初っから最後まで、その人のお話と、その人の飲み食いのペースで時間が進むわけですね。
「そろそろこのお皿を片付けちゃって(食べちゃって)、日本酒行きましょうよ」
「いやいや、私はまだビールで…」という選択肢は、与えてくれません。
若い頃は会社の上司に連れて行かれたりと、そういう飲み方もしました。
でもプライベートですからね。
リラックスして飲みたいんです、えぇ。

解決策はひとつ。
「そういうお誘いに乗らない」

その前述の某店の会は、半ばで既にベロンベロンでした。
いつもの半分程度しか飲んでいないのに、です。
後で思い出そうとしても全く記憶が無くて、どうやって帰って来たのかも解りません。
何日も経ってからうっすら思い出し、「もうこういう飲み方はしたくない」と落ち込みました(+_+)

嫌なんですよ。
「誰かのペースに合わせて飲む」というのが。
「皆さんが好きに飲み食いしている」という会が好きなんです。
気を使いながら飲むと、ロクな酔い方しませんのでね。

いつからこういう面倒臭い我が儘人間になってしまったのでしょうかね。
一人は気楽で良いです。
「えっと、とりあえずレバ刺と、焼き物はレバ若焼きとタン1本ずつ、飲み物は白ホッピーで♪」
実に気楽。
リラックス出来る。
どんな料理が出て来ようが、ホッピー飲みたきゃホッピーを飲み、日本酒飲りたきゃ日本酒飲る。
自分のもてなし方は、自分が一番良く知っているんですから。

どうせ酔っ払っちまったら、周囲のグラスに酒をドボドボ注ぎ回る会になるわけだし(笑)
あっ、それはそれで楽しいんだ、うん、とっても(^^)

解っているんですよ。
私は料理メインでなく、酒がメイン。
酒を美味しくする為の美味しい料理が、ちょっとだけ有ればいい。
「今晩は飲みに行くから」と言っても「食べに行くから」とは言わない。
美味しい酒を楽しみに行くのに、料理でお腹が膨れたら酒が不味くなる。
楽しく飲んで、それでも小腹が空いたら帰りに自分だけ蕎麦でも食えばいい。

こういう人間だから、他人が決めたコースをやっつけなきゃいけないという席が苦手なんです。
どうせ時間とお金使って出掛けるんだから、自分の好きに飲み食いしたいじゃないですか。
それは他人が決める事じゃない。
自分が決める事。

「自分勝手ですみません」

そうは言っていますけどね。
本当は「自分勝手な飲み方が良い」と、思っているんですよ。

ホント、面倒臭いヤツです。