中華五十番

ラーメン 450円
学生時代はこの近所に住んでいました。
今は見えませんが、この店から一直線に見えた家です。
ラーメンを食べるといえばここでした。
大穴銀座商店街(今もそう呼ぶ)にもラーメン屋は有りましたが、とにかく家から見えるんで、ここにしていたのかも知れません。
優しいんです。何を食べても優しい。
昔ながらの味とはいえ、化学調味料のたっぷり入ったものではありません。味が薄いわけではないのに、食べた後に喉が渇くということもありません。
今まで何度も入ろうとしました。
その度に学生時代の頃を想い出します。
私の場合、想い出されるのは何故か恥ずかしいことばかり。
「こんな失敗したっけ」とか、反省するようなことばかりです。
だから「次にしようかな」と思った事が何回も有ります。
でも一番の原因は
定休日に来てしまうからです。
覚える気がないということもありますけど、私はほとんどお店の定休日を知りません。だから毎回定休日に来てしまうというお店は少なくないんです。
悪く言えば、おバカ。
良く言っても、おバカ。
多分一生治らないと思います(+_+)
そしてこの日、ようやく食べることが出来ました。
今日はお母さん1人。
注文したラーメンとチャーハンを同時に作ってくれます。
接客はとっても優しくてにこやかです。
なんか実家に遊びに来たような、そんな気分にしてくれます。
[:バーガー:] [:バーガー:] [:バーガー:] [:バーガー:] [:バーガー:] [:バーガー:] [:バーガー:]
食べながら、やっぱりここに住んでいた頃のことを想い出しました。
この界隈には想い出がたくさん有る。
母は体が弱いので、しょっちゅう私が買い物に行っていました。
帰宅すると必ず家は暗かった。
バイトで遅くなると、朝が早い父は寝ています。
勿論母は寝ているか入院しているかのどちらか。
テスト勉強中にお腹が減ると、ハンバーグの自販機に行きました。この自販機も家から見える場所、そう、中華五十番に行く途中です。お金を入れると中野ハンバーガーが温まって出て来ます。そのパンの部分がクタクタになったハンバーガーを持ち帰り、部屋でこっそり食べます。
こんなことをしていたなんて、父は知らないだろうなぁ。
大穴銀座商店街には、今で言う『スーパー』というものがなく、乾物屋というか何でも屋というか、そういうお店が多かった。学校帰りによく、母の好きな『みたらし団子』とか『すあま』、そして『桃山』とか買って帰ったっけ。
その頃はプールなんてものも無く、遊ぶ場所なんて全く無かった。でも稼がなければならないからバイトばっかりやっていた私には、遊び場なんて必要無かった。
学校・部活・バイト・ロックバンド…そして学習塾。
それをこなしていくのに精一杯だったんだ。
もう私は、あの頃の倍以上の歳をとってしまった。
でもこの店はここに有る。
あの頃のままの優しい味が有る。
おかあさんの優しい笑顔が有る。
おかあさんも、あの頃と変わらず頑張ってるんだ。
私も頑張らなきゃ。
たった一杯のラーメンが、元気にしてくれる。
だから食べ物って素晴らしい。
コメント
近所に棲んでいながら、年末に数年ぶりに行っただす。街中の中華やさんて結構一杯の量がありますよね、ここもそうでつがもうお腹イパーイでつ。ビールものみましたが・・・そして帰りに子供にお菓子をくれます。わしより背の高い中2の長男はジュースでしたが。
わしが小学生の頃たいちょの家の近くのお墓で、墓石を倒したのは友達です。卒塔婆を投げたのも友人でした(わしゃお化けが怖くてそんなあこたあできませんでしたが) サトパパさんを見習って少しでも歩こうと今朝も50番の前を通ったわしなのでした。
Posted by: 三の字 | 2006年01月18日 12:59
三の字さん>
>近所に棲んでいながら、年末に数年ぶりに行っただす。
昔は知らなかったんですが、ここって珍来の麺なんです?
>たいちょの家の近くのお墓で、墓石を倒したのは友達です。
確実にバチが当たると思います。
墓の話なんですがね、引っ越し回数20回以上の私は、ほとんど墓近なんですよ。70%の確率で家から墓が見えるんです。どこに行っても。
これって喜んで良いことですかねぇ…(^_^;
Posted by: たいちょ | 2006年01月19日 22:57