« 癒しの夕べ | メイン | 剥がしちゃう人-その壱 »

2006年07月24日

うちの味

合宿最終日ということで、午後から子供を迎えに。
私の興味は、合宿中の食事内容に向きます。

量が極端に少なく、勿論ハードな練習を早朝から深夜まで行いますから、みんなバテバテだったようですね。途中からケガ人続出で、最後には半数がリタイヤ。
食事の内容を少し聞くと、納豆・少量の野菜炒め等、そしてご飯か食パンそのまんまにマーガリンかジャム。いつもトーストして食べている子供は、パンの日はおかずだけ食べて終了。要するに少量のおかずだけがその回の食事ということになります。

40代後半独身男性顧問が考える食事ですから、仕方がないでしょう。
少ない費用で美味しいものを作るには、料理のスキルが必要です。
大体、私の頃の給食は固くなった食パンがメインで、勿論トーストなどしていません。そこに固くて油臭いマーガリンを擦り付ける。冬なんか特に固くなっていて、擦り付けることが出来ませんでした。
ジャムの日は食パン2枚に1袋なので、大幅に節約しないと全体に行き渡りません。

食卓に着けば「ポン」と好きなものが出てくる自宅の食事とは、全く掛け離れたもの。現代の子供達には良い経験になったと思います。
実際に我が子は「自分で生活するのがどのくらい大変なものかが解った」と言っていました。
毎日フラフラになるくらいまで練習をし、その後深夜まで洗濯をしなければならないという経験は初めてです。いつもならば、子供達が好きなことをしている間に親が全てやってくれる。
それに慣れてしまった子供達には、さぞ辛かったことでしょう。

旅行でもそうですが、何日か家を離れると恋しくなるものが食事です。
帰宅して最初の食事は、『うちの味』が食べたい。
食べて「あぁ、やっぱり我が家がいい!」としみじみ思う。

ということで、子供が食べた夕食はこちら。

野菜てんこ盛りチャーシューメン

しつこいようですが、野菜てんこ盛りチャーシューメンです。
今回は丸大豆醤油を使用しているので、醤油が強め。
油はバラ肉から出たものだけです。
今回は子供の好きな岩のりをトッピングしてみました。

え?
これがたいちょ家の『うちの味』なのかって?
いいんですよ、そんなこたぁどーでも(笑)
要するに、旨いモンは旨いんですから。

この画像に辿り着くまでの前フリはいったい何だったのか。
このような質問は却下致します(;¬_¬)

合宿前から感じていました。
それは、もう少し父兄とのコミュニケーションが取れていればどうなったのだろうと。
合宿で一番大切なのは、団結力を高めることだと私は思っています。
技術の向上もさることながら、「これから一丸となって頑張ろう!」という気持ちをみんなで高める。これは個人競技でないバスケという種目であれば、最も重要なことと考えます。

私はそこがどうなったのかをまず聞きました。
結果、みんな腹が減りすぎていてそこまで考えることが出来なかったとのこと。
メニューをこなすことに精一杯で、皆で話し合うとか、コミュニケーションを取ることが出来なかった。
これは『食事』という、人間が生きる為に不可欠な要素が満たされなかった為です。
『腹が減っては戦は出来ぬ』と言います。
けが人が続出したのも、思考回路がうまく働かなかった為と思われます。

「現代の子供は貧弱だ」などと言われます。
私も半分はそう思っています。
しかしもう半分は、今の子供達しか出来ないことも有ると考えています。
私達の時代とは、食生活が明らかに違う。
そこには良い面も悪い面も有るでしょう。
その問題点を数日間の合宿でクリアするには、どう考えても時間が少ない。
ならば、良い点だけを延ばそうと考えるのが妥当な線でしょう。

そこで、父兄の出番です。
父兄とコミュニケーションが取れていれば、交代で何か出来たでしょう。
今の親ならば、子供が頑張っているのですから食事代くらいは投資するでしょう。
美味しくて栄養の取れる食事を作ってあげられたと思います。
そしてその姿を見て、子供達も「親があれだけやってくれているのだから、俺達も頑張らなくては」と思う。
それが現代の親子関係なんですよ(善し悪しは別として)。

子供が小学生の頃から、私達親も関わって来ました。
強いチームの顧問は父兄の介入を絶対に拒みません。
勿論ルールは設けます。
あまりにも過保護ではいけないからです。
「そういう親はお断り」とハッキリ言われます。
正直、父兄が手を出すことによって助かる部分も多いのです。

今回はここだけが心残りでしたね。
一番大切な『団結力』がどの程度形になったのか。
いや、ならなかったのか。
技術力と精神力、そして基礎体力はどの程度向上されたのか。
これからの彼等が結論を出してくれると思います。

骨折した(と思われる)子供が数名出ました。
まずは、彼等の回復が優先です。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://b-shoku.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/1417

コメントする