写真の撮り方-私流
あまり触れたくない部分なんですが、よく聞かれるので書きます。
触れたくない理由は、皆さんご存じの通りです。
ですからこのエントリーに対するコメントは、堂々巡りになるようなものは控えて頂きますよう、宜しくお願い致します(申し訳ございませんが、そのようなコメントが有りましたら削除させて頂きたいと思います)。
基本的なスタンスは『静かにそっと撮らせてもらう』です。
私のように毎食写真を撮っている人間からすると「撮って当たり前」と思ってしまいがちですが、それは自分がやっているから当然なのではなくて、それを不思議・不快に思う人が当然居るということは常に頭に入れています。
ブログの普及等に伴って、段々と食べた物の写真を撮る人が増えて来ました。しかしネットをやらない人には解らないことですし、やっていても知らない人も居る。知っていても「嫌だ」という人も居る。
色々な考え方が有るのは当然ですよね。
ですから私は、なるべく写真を撮っているということをお店側に解らないようにしています(解ってしまう場合も有ると思いますけど)。
昔「お店側に断ってから撮るのが常識」という意見も有りました。私もなるほどとは思いましたが、実際に自分でお店をやってみると、忙しい時間帯に声を掛けられるというのが辛い場合も多いんですね。まぁこれを言ってしまうと「撮らないのが一番良い」という話になってしまうんでしょうけど。
私なんか頭悪いですから「次が醤油中盛で、その次が塩2つのうち1つが大盛…」なんて考えている時に「すみません、こういう者ですが…」なんて声掛けられると、また最初から段取らなきゃなりません(爆)
色々考えての(私の個人的な)結論としては、やはり解らないように撮らせて頂くのが平和なのではないかと、そのように考えたわけです。
入店したら厨房から一番遠い席に座る。
出来れば後ろ向きに座る(これ自体変かも知れませんね)。
それが出来なければ、店員さんが通り過ぎた時とか、後ろ向いた時に撮らせて頂く。
こういう場合、当然手振れしたりします。
ですから予めシャッタースピードを設定をしたり。
デジカメを新しくした時点で、家で説明書見ながら何百枚もテストしますよね。「こういう場合はこういう設定にしよう」という、アバウトな予定を立てておきます。

カウンターだけのお店なんかは緊張しますね(;^_^A
写真の『葫』さんのような、こちらがどういう人間か知っているお店は良いとして、初めてのお店は緊張します。
注文してから到着するまで、どういうタイミングで撮らせてもらおうかと、そればかり考えています(爆)
シャッター音は当然消しています。
出来ればフラッシュも使いたくありません。
要するに『これ見よがしに撮る』ということだけはしないように気を付けています。
今回大きいデジカメを購入してからは、常に2個持ち歩いています。「こんな場所で大きなデジカメ出したら迷惑だろうなぁ」と思ったら、小さなデジカメで撮ります。
でもですね、やはり新しいもので撮りたいじゃないですか(^_^;
デジカメだって数ヶ月周期で良い製品が出ています。素人考えですけど、新しいデジカメで撮った方がキレイに美味しそうに撮れるんじゃないかと思ったりするんですよ。どうせなら美しく撮って見て頂きたいですからね。
たまに盛り付けがバラバラになっていると、それを箸で直してから撮ることも有ります。「これは直せないなぁ」という場合も有りますけどね(笑)
とにかく『静かにそっと撮らせてもらう』ようにしています。
【補足】
この私のページですけど、『食べ物の評価』をするページじゃないんです。単に私が食べたものを載せているに過ぎません。「今日はこれ食べました」ということです。
それが美味しかったのか、ちょっと私の口にはしょっぱかったとか、もう少しこうだったら美味し~とか、それ載せないと誰がやっても同じページになっちゃいますからね。
「それが評価だ」って言われればそれまでなんですけど(^_^;
…
これは今まで色々な場所で議論が行われて来たことですね。
そして結論の出ない話です。
ですから私も議論したくありません。結論の出ない話にいくら時間を掛けても無駄ですから。
要は、写真を撮る側の姿勢の問題なんじゃないでしょうか。
食べ物が好きで撮らせてもらうという姿勢なのか、「このやろー、不味いもの出したらタダじゃおかねぇぞ」という姿勢なのか(笑)
後者だったら、いくら私でも撮って欲しくありませんね(^◇^;)
うちのページの基本姿勢としては、写真は出来るだけキレイに(忠実に)撮り、それを見て頂いて食べたくなったら行くも良し、そうでなければそれも良しという感じでしょうか。
ネット上のどのページを見る・見ないも自由ならば、それを見てどう感じるかも自由ですからね。
ですからなるべくキレイに・忠実に撮りたいんです。
作り手・食べ手の両方経験した私としまして、食べた人の評価は気になります。それが美味しい評価でも不味いという評価でも気になります。
厨房に立っていた時も、周りから「悪い評価が載っていましたよ」と聞けば、「それはどの部分なんだろうか、もっと出汁は強めの方がいいのかな」なんて考えましたし、その都度改良すべき点は無いかどうか、試作を繰り返したりしていました。
この部分はこのページで何度も書いていますけど、悪い評価って、なかなか直接聞くことが出来ないんですよね。『悪意が無い』ということを前提として、マイナス面というのは言って頂いた方が助かるんです。私の場合。
一番困るのが、ただ「不味い」と言われることですね。
どこがどうだから不味いと感じたのかが解らない。
もしも何かの手違いによって不味いと感じたのであれば、こちらがそれを2度としないように気を付けたい。そして謝りたい。でもただ「不味い」だと何も解らない。
「作り手なんだから自分で考えろ」と言われれば、それもそうなんですけどね(^^ゞ
自分が写真撮る人間だからというのは別として、私が自分の料理を撮られても「どうかしましたか?(失礼が有ってはいけませんから)」と聞くかも知れませんが、「何だこのやろう」とは思わないですね、多分。それは周りに迷惑掛けたりされれば困りますけど、写真の1枚・2枚撮っただけで、静かに食べてちゃんとお金払って頂ければ1人のお客様ですし、それが商売ですからね。
もしもそれが同業者だとしても、写真撮ったくらいで同じ味は出せないのですから。
それよりも、写真撮られて「何やってんだよ、お前」と言ったことによるプラス面がゼロなような気がするんですね。客商売的に。
そこには感情しかない。
商売そっちのけになっちゃっているわけです。
ですから私だったら何も言わないです。
見て見ぬ振りをすると思います。
そのお客さんが完食してくれるかどうかは気になりますけどね(笑)
色々言いましたが、とにかくうちのページは写真見て下さい。
コメントなんて、どうせ大したこと書いてないんですから(爆)
話にまとまりが無くてすみませんm(__)m