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2007年03月25日

サントリー焼酎『鏡月グリーン1.8リットル』商品回収・代金返還について

今月、株式会社斗山が製造し、サントリーが輸入している韓国焼酎鏡月グリーン1.8リットルの一部に 「ろ過工程のフィルターの小片が混入しているかも知れない」との発表が有りました(2007年3月9日)。

国民生活センターより引用

■韓国焼酎鏡月グリーン1.8リットル-回収のお詫びとお知らせ

 平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

 この度、株式会社斗山が製造し、弊社が輸入しております韓国焼酎「鏡月グリーン」1.8リットルの一部に、 ろ過工程のフィルターの不具合により、極めて稀ではありますが、2~4ミリ程度の黒色の小片が混入したことが判明いたしました。 当該工程の不具合は、現在は解消したことを確認しております。なお、健康に影響を及ぼすおそれはございません。

 この度は、お客様・お取引先様には多大なご迷惑をお掛けしますことを心よりお詫び申し上げます。 弊社としましては品質管理体制を強化して再発防止に努める所存です。

 平成19年3月9日 斗山ジャパン株式会社


 この度、斗山ジャパン株式会社が輸入し、弊社が販売しております韓国焼酎「鏡月グリーン」 1.8リットルの下記商品の一部に2~4ミリ程度の黒色の小片が混入していることが、弊社の自主検査で判明いたしました。 当該物質は健康に影響を及ぼすものではありませんが、一部出荷された可能性がありますので、 念のため下記製造ロットの商品を自主回収させていただきます。

 お手元に当該の商品がございましたら、お手数ですが下記の要領にてお送りいただきますようお願いいたします。

 この度は、お客様・お取引先様に多大なご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げますとともに、 再発防止と一層の品質管理に努めてまいります。なにとぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 平成19年3月9日 サントリー株式会社

●対象商品

韓国焼酎「鏡月グリーン20」「同 25」1.8リットルのうち、段ボール箱に記載されている製品コードが、「20K18V」 「25K18V」のもの。

商品に印字されているロット番号の左から4桁が次のもの。
「1W7A」「1X7A」「1Y7A」「2R7A」「2S7A」
「2T7A」「2U7A」「2V7A」「2W7A」「0Q7B」

(段ボール箱の製品コードは、側面右上に印刷、商品のロット番号はボトル底部より5cm上胴位周辺に印字されております)

●回収方法

対象商品をお持ちのお客様は、おそれいりますが、下記住所宛に料金着払いでご送付いただきますよう、お願いいたします。その際、 郵便番号、ご住所、電話番号、お名前をご明記ください。後日、折り返しお品代をお送りさせていただきます。

※お客様よりお知らせいただきました個人情報は、本件商品回収およびご返金の目的のみに使用いたします。

〈ご送付先〉
〒340-0044 埼玉県草加市花栗1-17-5
サントリーロジスティクス(株)草加倉庫
「鏡月グリーン受付」係 宛

〈本件に関するお問い合わせ先〉
サントリー(株)「鏡月グリーン受付」係
フリーダイヤル 0120-574-310
受付時間 午前9時~午後5時


私は今回のサントリーの対応は『素晴らしい』と思います。
「そんなの当たり前じゃないの?」と思うあなた様(笑)
素直な気持ちも大切ですが、もう少し疑いの目を向けても良いかも知れませんよ(^^;
この「当たり前」の事が出来ない企業・飲食店は少なくないのですから。

よく「これはないだろうっていう体験談有りません?」と聞かれるんですが、 40年以上も生きて来てこれだけ外の食べ物を食べていますと、それはそれはたくさん有ります。

一部紹介しますと、柏駅前地下食料品お総菜売り場肉団子のあんかけにゴキブリが入っていた時の対応の酷さ。
素人が居酒屋風の店を開店し、厨房の床に落としたおにぎりを海苔巻いてそのまま出した店主。
自分の店の常連を陰でこき下ろして爆笑している店主。
たばこを吸いながら葱を切り、たばこの灰が落ちたのに気付かずにそのままタッパに入れたスタッフ。
パンにプラスチックが入っていたのを伝えに行ったとき、「これはうちじゃなくて業者のせいね、お金返せばいいの!?」 と逆ギレした某有名パン屋さんの奥様(これには「え?ここって自家製じゃなかったの?」というオチが付きます)。

もう、言い出したらキリが無いほど有ります。

こういう企業・店が有る中、サントリーはさすが大企業の対応だと思うわけです。この商品は売れ筋ですから、 大量の数になるはずなんですね。企業としては大損です。しかしそれを隠さずに公表し、 お客様や販売店になるべく迷惑が掛からない対応をしたという部分が素晴らしい。
それも「入っている可能性が有る」というだけなんです。「だけ」と言ってはいけないかも知れませんが、その確率は非常に低い。 でもサントリーは0.01%でも可能性が有ることは放っておかない。私、サントリーから何も頂いていませんよ(笑)

もう一つ素晴らしいのは、サントリーがロッド毎に何本か開けて確認作業をしている点。
また「当たり前でしょ」と思いましたか?
いやいや、そうではないんです。

私、お気に入りの商品は長く購入するタチなんで、結構な頻度で口に入れるんですね。商品によっては毎日口に入れます。
その毎日口に入れていて「あれ?」と思ったものに関しては、メーカーや販売店に連絡をしているんです。クレームではなく 「こう感じたので調べて頂けますか?」というお伺いですね。

今までその手のお伺いが何件も有ったわけでは有りませんが、その少ない対応の中に、首をかしげてしまうものも有るんですね。
やはりお伺いをするには、こちらもそれ相当の準備をします。実際に何個もその商品を買ってみて、「あれ?」と思った商品と比べる。 毎日口に入れている商品ならば誰だって違いに気付くわけなんですが、こちらの勘違いっていうことも有りますからね。

そうやって何個も試してみた結果、やっぱりこのロッドはこれまでのロッドと違うと判断して初めてお伺いをするわけです。
それこそ体張ってますし、お金も相当掛かっている(笑)
もしかしたら体に悪いものかも知れないものを、何回も口に入れるわけですからね。単価によっては数千円が無駄になります。
消費者がそこまでしたお伺いも「うちの製品には異常は有りません」という返答で終わってしまう場合も有るんですね。

私も期間限定でお店をやっていました。何かクレームが出れば、まず当然謝罪です。そして家族ならばその家族全員の料金はサービスし、 作り直す。
自分の商品がそういうものだと思われたら困りますし、 やっぱりお客様には満足いくようなものを食べて頂きたいというのが一番の気持ちですから。
開店前には一度作って自分で食べてみます。ここは各ロッドの中の数本を開けて調べるというサントリーさんがやっている事と同じで、 当然やらなければならない事です。

失敗は誰にでも有ると思います。
ですから私がお客だった場合、強くは言いません。
しかし人間でも企業でも、何か有った時に本性が出るものですねぇ。

サントリーは以前も『ジョッキ生』で回収作業が行われていて、その時も同様に対応しています。
こういう手違いはどこにでも有る話ですよね(無い方が良いですけど)。
重要なのは、事態が起こった後の対応ではないでしょうか。
そういう細かい事が、数年後の売上げに響いて来るのですから。

私個人として、対応に疑問の有る企業・お店の商品はその後一切購入しませんし、まして知り合いに勧めたりする事も有りません。
それが私及びB食隊ホームページのスタンスです。

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