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2007年12月22日

立石に行く-宇ち多゛編

それは私が立石に初めて降りた日の、午前7時から午後3時までに起きた出来事である。

「たいちょ、忘年会が無いのなら、立石に付き合って下さいよ~」
私の仕事は土曜休みでない為、このクソ忙しい時期に午後を休まないと行けない。急いで7時頃家を出て、仕事場に向かうことにする。

9時02分

立石という場所は、今まで何人もの人達から勧められていた。
古くは15年前。
近所に住むIさんのご主人に「是非ご一緒したいお店が有るんですよ。店自体は古くてキレイじゃないんですが、そこのモツ焼きが絶品で、 焼酎にちょっと入れてくれる梅がたまらなく美味しいんです。でも3杯しか飲めなくて、 それ以上飲もうとすると追い出されちゃうんですけどね(笑)」と言われていて、それが実現しないうちにIさんは引っ越し、 その絶品と言われている梅割りを飲む事は無く、私の記憶からも消えかかっていた。

しかし「東葛地域から近いという事で都内も紹介圏内とします」と発表してからというもの、 立石という名前がよく耳に入って来るようになる。
私のような呑兵衛にとって、立石は相当ヤバイところらしい。
ハマったら抜けられないほどヤバイそうだ。
北千住や金町のように常磐線1本というわけにはいかず、何回か乗り換えが必要という事で調べてみた。

「一度東松戸に出てから羽田空港行きで1本ですよ。 たいちょは逆方向に乗っちゃう人だからその乗り換え方ならまさか間違えないでしょう」とシューテンさん。
確かに前回は逆方向に乗ってしまい、大幅に遅刻した人間である。
反論の余地ゼロで「じゃ、その乗り方で行きます」と返答。

12時48分

午後2時に到着しなければならないのに、仕事が終わったのが1時間ちょい前。
急いでシャワー&歯磨きをして出たのが40分前。
新松戸までタクシーを飛ばし、どっちに乗るんだっけ?と不安ながらも東松戸到着。 もしもここで間違えなければ待ち合わせ時間ギリの状態で到着するはずである。
「やったぞ、完璧だ…」

1時59分

高砂でメールを出そうと携帯を出しながら考えた。
「これって快速なのか、各駅なのか」
「快速だったら、もしかすると京成立石は停まらないんじゃないのか」
もしも停まらなかった場合、「もう着きます」とメールしたんじゃ~このクソ寒い中長時間待たせてしまう事になる。 京成立石を過ぎて違う電車に乗り換えたとしても、それがうまいこと立石に停まる電車で、かつ各駅だとは限らない。
私の場合の成功率は20%くらいだと思って良いだろう。
いいや、着いたらメールしよう。

2時04分

着いた。
良かった…ε-(´∀`*)ホッ

シューテンさんにメール。
「着きました。どこに居ますか?」

「宇ち多゛って駅前でしたよね?」

返事が無い。
そこでサトパパさんにメール。

誰も携帯を気にしていない模様(爆)

自力で宇ち多゛を探すが、「うちだ」だと思っていた為に前を通っても気付かず。
もう15分歩いて、体が冷え冷え。
ここは交番で聞くしかないと判断し、「うちだという有名なモツ焼き屋さんが駅前に有ると聞いたのですが…」と言ってみた。
「うちだ? 聞いた事無いですねぇ」
「地図では駅前になっているんですけど…」
交番で地図を見てもらうも解らず仕舞い。
仕方ないのでまた歩く。

有った!

暖簾を持ち上げて中を見回すも、それらしき人は居ない。
全員知らない人。
っていうか、この店だけ人口多すぎ(笑)
「この店に何人入れるか」ってギネスに挑戦してるんじゃないんだから、こんなにギュウギュウに詰めなくたって(^^;

2時25分

待てよ…
あんなに有名なお店を交番が知らないはずがない。
もしかして駅を間違えたのかも?
とにかくもう体が凍りそうなので、宇ち多゛で合流は断念するか、どこか一か八かで入るしか手がないような気がして来た。
この日の為に昨日の夜から絶食していた為、目がかすんでくる。
「このまま寝たら確実に死ぬな…」
そう思った所でサトパパさんから電話。
「駅までシューテンさんが行ったよ」

救助隊の到着を待たずに宇ち多゛へ直行(マテ
暖簾を上げると、奥に知り合いの顔が有った。
「なんだ、居るじゃん(;^_^A」
先程居ないと思ったのは、中に人が多すぎて隠れてしまっていたから。
出入り口が両方有るのでどっちが奥か解らないけど、こっちからは一番奥にみんなが座っていたのである。

「奥に座って」と、限りなくスキンヘッドに近いお兄さん(多分私よりは若いと思われる)が言う。奥に行くと、 1人分無いくらいのスペースが有って、その半人前の場所に体を無理矢理納める。
どう考えても入らないと思われる電車の席に、グリグリとデカイケツをねじ込むおばちゃんの心境だ。
ねじ込むとすぐに、飲み物が到着。
をぉっ!
これがあの梅割りなのか!!

立石に行く-宇ち多゛編
梅割 170円

限りなくスキンヘッドに近いお兄さんが、まず入れ物(グラス&受け皿)に焼酎をナミナミに入れてくれ、 その後に梅味のシロップのようなものを注いでくれるので、当然受け皿には焼酎がこぼれる。いわゆる日本酒っぽい注ぎ方なんだね。
この限スキヘ兄さん(限りなくスキンヘッドに近いお兄さん)が凄いんだ。
宇ち多゛は両サイドに出入り口が有るんだけど、両側にお客さんが列んでいて、その列んだ順番を記憶している。 誰が何時に入って何杯飲んだかも全部把握している。
これはもう『プロの技』のひとつと言って良いでしょう。

よぉ~く味が染みているモツ煮込みをつついていると、レバ塩生焼きが到着。

レバ塩生焼き
レバ塩生焼き 2本で170円

生で食べられる豚レバを、塩味で超レアに焼いたもの。
この店の言い方には独特のものが有り、このように超レアに焼いたものを「生焼き」、一生懸命焼いたものを「よく焼き」と言うそうです。
レバが甘くて旨い!
梅割(単に『梅』と呼んでもいいらしい)がグイグイいけちゃいます。

立石に行く-宇ち多゛編
アブラタレ 2本で170円

このアブラ、通はお酢だけで食べたりするそうです。
うんうん、サッパリして美味しそう。
ここのタレがまた美味しいんだ、これが。
タレだけでご飯3杯はイケますね。
『アブラ生』というのも有るようで、これは生ではなく一度茹でたもの。
焼いた方も一度サッと茹でてあるようです。

もう気付いたと思いますが、値段がほとんど170円。
値段表はこちら。

立石に行く-宇ち多゛編

下に170円の倍数が書かれた値段表が有りますね。
梅3杯+皿2枚=850円と、非常に解りやすい計算方法になっています。

3時00分

こんなに魅力的な店ですが、長居させてはくれません。
現在は5杯までと決まっていて、その時点で終了。絶対にそれ以上は飲ませてもらえないそうです。 スキ兄(限りなくスキンヘッドに近いお兄さん)が完璧に覚えていますからね。
我々も3時を過ぎた所で「そろそろ入れ替えお願いしますよ~」とスキ兄に言われ、私は梅2杯で次へ向かう事にしました。
スキ兄は勿論、店員さん全員が粋!
直線的な会話の中にも優しさが有り、皆さん面白いです。

初宇ち多゛、大満足でした(o^_^o)

≫宇ち多゛のデータはこちら

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コメント

ていうか、たいちょさん、出会い頭の「奥に座って」で、カチン!と来てません?

オイラ的にはこの時点で、メンタン切り確定。

とりがみの兄貴さん>
> 出会い頭の「奥に座って」で、カチン!と来てません?

文章だとキツク感じるけど、これが結構温かみが有る言い方なんですよ。表情も穏やかですしね。

それより私、狭さ加減が辛かったッス(^^;

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