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2008年03月14日

成味でモチモチうどん

さ、どこでデートしましょうか?(^^)

今回は宿題になっていたうどんのお店。
これは武蔵野うどんの激戦区、東所沢に住んでいた『ノースケイさん』からご紹介頂いたお店です。ノースケイさんはうどんが大好物で、この『成味』はかなり上位に入るうどんらしい。
関東に住む事が多く、父が蕎麦好きだった事も有って、私はどちらかというと蕎麦好き。自宅でも蕎麦を食べる確率が高い。

しかし。

ノースケイさんから「たいちょはうどんの話をあまりしませんが、好きでは有りませんか?」と聞かれ、確かにうどんのお店にはあまり入らないんだけど、かといって蕎麦の美味しいお店を紹介しているかを考えたら、そうでもない気がする。
ここで「美味しい蕎麦屋は有りませんか?」と誰かに聞かれたとしよう。
いったい私はどのお店を紹介するのだろうか。
高くて美味しいお店ならば、有名処をあげれば良いだろう。しかしB食隊的に安くて美味しくてそこそこお腹も満足するとしたら…

だいたい「蕎麦で腹一杯にしようっつーのが間違い」だの「蕎麦は小盛が粋なんだ、それで足りなきゃ2枚食え」という話は、B食隊としては却下なんだ。
粋な食い方なんぞは、現役引退してからやりゃーいい。
まだ40そこそこの、人間として青い奴が『これが粋な食い方だ』なんて言葉を吐いた時点で笑われてしまう。
40過ぎたオッサンが「まだ青いね、にーちゃん」なんて言われてしまう。

そう考えると、私は蕎麦よりもうどんの店で当たりを引く事が多い。
小麦粉の味がして、茹でると透明感が有り、コシが有ればOK。
そういううどん屋さんでも、うどんだとそう高くはない。
でも蕎麦は高い。
「手打ち」と書いてあるだけで高い。
それに少ない。
中には、3回箸を出しただけで食事終了というお店も有る。
江戸っ子は「それが蕎麦でぃ!」と言うかも知れないが、江戸っ子ではなく『いどっこ(東北だからナマっている)』の私としては、「つべこべ言ってねーで、もり5枚分持ってこい!」と言いたくなってくる。
高級志向になるほど満足しない。
じゃあ駅蕎麦で良いのかと言われれば、そういう問題でも無い気がする。駅蕎麦は好きですけどね。

うどんは、あのモチモチ感がいい。
色は白で清潔感が有る。
食べると体内が浄化されるような気がする。
でも蕎麦は食べると汚れていくような気がする(本当は違いますよ)。
蕎麦→男性、うどん→女性という分け方をして差し支えないかも知れない。
あの透き通ったうどんの表面を見ていると、思わずスリスリしたくなってくる。
蕎麦はスリスリしたくならない。もしもスリスリしたら、頬に引っ掻き傷が出来るように気がする(出来ないけどさ)。
ワタクシ、本当に蕎麦好きなのか?(蕎麦好きです)

ご対面。

成味
カルビ丼とうどんセット 700円

うどんの丼とカルビ丼の丼の大きさがほぼ一緒!
ボリューミーだ~(人´∀`)

成味
野菜かき揚げ丼とうどんセット 700円

写真、手振れしましたm(__)m

かき揚げ、デカッ!
エビの風味豊かで、タレの染み方も調度良く、旨い!
カルビ丼も、肉自体の厚さは無いものの、タレがまた旨い。火の通し方が良く、上手に柔らかく調理されているのがGOOD!

さて、肝心のうどん。

ノースケイさんが言われていたように、透明感の有るうどん。コシは硬すぎず軟らかすぎず、ベストな食感。汁は藪系が好きな私にもちょっとしょっぱ目だったが、この繊細なうどんに良く調和している。
このモチモチ感、好きだぁ(o^_^o)

ひとつ発見した。
奇をてらったメニューも無く、家族3人での切り盛りには特別活気が有るわけでもなく、でもその無言の中に無駄の無い丁寧な動きが有り、店主の表情は真剣そのもの。
混んでいるかと言われればそうでなく、しかしお客さんが途切れる事はない。
静かに、ゆっくりと時間が過ぎていくこの空間。
それぞれが絶妙なバランスでこの店の雰囲気を作っており、それら全てがこの店にとって不可欠な要素となっている。
細かい話で恐縮だが、私はこの雰囲気にプラス180円払っても良いと思った。それほど居心地が良かったのである。

車で営業回りをしている人がこの店に来る。
営業は辛い。
理不尽なお客の文句も聞き、下らない上司の説教も聞かさせる。
時間に追われる毎日。
そんな人達が集まり、この店の雰囲気に癒され、お腹を満たし、また仕事へと戻って行く。
お酒のつまみも、実にシンプルでいい。そのシンプルさの中にも味が有る。
『京にしん300円』と『野菜かき揚げ200円』、お酒2合も有れば大満足だ。
近くの人達が羨ましい。
この店が近所だったら、絶対に私は通うだろう。

活気の有るラーメン屋に入るのもいいが、たまにはこういうお店に入って、時間を忘れ、その雰囲気に癒され、内面を浄化するのもいい。
人生に迷いを感じたら、この店のうどんを食べに来るのもいいかも知れない。
逃避してしまいたい気持ちを、この店の生き様が解決してくれるかも知れない。

受験が終わったばかりの複雑な親心を、全て洗い流してくれました。
これでスッキリした気持ちで前を向く事が出来ます。
ノースケイさん、有難うございました。

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