リエゾンの新作2品-撫子・オーブ
はっ たっ ちっ ふぉ~~~~~~♪
懐かしいフレーズだ(笑)
その『はたち』は、もう二十歳ではありません。
彼女のことはリエゾンに入ってからずっと見て来ました。
とにかく彼女はよく働く。
特にスイッチが入った時の彼女の働きは、目を見張るものがあります。
以前クリスマスの日に彼女の仕事振りを拝見し、「あぁ、この娘ならどの位置に居ても大丈夫だ」という、どこか安心感の有る動きに感動したものでした。
この仕事をする為に生まれてきたと言っても良いかも知れません。
「私、いつの間にかこんなに可愛く無い女になってしまって…」
きっと今まで、色々なお店で苦労して来たのでしょう。
でなければ、この歳でこの落ち着きとテキパキとした動きは有り得ない。
「この商売は残業が当たり前ですから」
当然のように言う彼女は、何の不満も言わず遅くまで仕事をしている。
私はパティシェに「もっと彼女にどんどんケーキを作らせたらどうだろう」と言った事が有ります。
ド素人の私ですが、そう思わせてしまうほど彼女には不思議な魅力が有る。
その彼女が新作を2品出しました。
買いに行かない理由はどこにも有りません。
早起きして、リエゾンへと車を飛ばしました。
抹茶ゼリーに黒糖ゼリーがトッピングされ、胡麻の風味豊かなチップと金箔がトッピングされています。
この抹茶ゼリーと黒糖ゼリーの食感の違いが絶妙で、冷やして食べた時の味のバランスもベスト。胡麻チップも胡麻が濃厚で、これだけ食べても充分に美味しい。
「撫でるほどに可愛い」ということから付けられた撫子(なでしこ)という名前。
愛らしい彼女にピッタリの名前だと思います。
アーモンドの生地に洋梨のムース。中には程良い甘さのチョコクリームが入っています。トッピングはエレガントなチョコと可愛いピスタチオ。
洋梨の清涼感溢れるムースを味わい、次にチョコクリームを一緒に食べて甘さを楽しみ、最後にアーモンド生地を加えて香ばしさを楽しむという、この1品で何度も楽しむ事が出来る。
噛んだ時にほのかに香るピスタチオがとてもキュートです。
『夜明け』を意味するこのオーブ。
彼女の秘めたる創作能力がここで夜明けを迎えたのでしょう。
リエゾンの良さを損なわず、しかし彼女自身を感じさせるこの新作2品。
静かなる闘争心。
出しゃばらない自己主張。
この新作2品には、今まで彼女を温かく見守って来たパティシェの優しさと、常に言葉よりも行動を優先し、今まで脇目もふらず一生懸命やって来た彼女の自信が感じられたのでした。
とっても美味しかったよ、愛ちゃん(^^)