ワッフルコーンチョコバナナ

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 これ、見たことないっていう人は居ませんでしょ? いやこれ自体じゃなくって、このシリーズという意味です。そうです、あの自販機でアイスクリーム売っているやつです。これね、ハッキリ言ってやめて頂きたいんですよ、私としては。

 場所はですね、まず多いのは、本・ゲームソフト・ビデオレンタルの「TUTAYA(つたや)」の前です。あとは、トイザラスの前にも置かれていますね。
 お店に入る時に、この自販機が入口にピッタリとくっついて設置していますから、どうしても視界に入りますでしょ。(視界に入らない人は、相当目がちっちゃいかな?)この時はまだ抑えがきくわけです。これから本を見ようとしているのに、アイスクリームなんて買ったらゆっくり本が選べませんし、アイスクリームを食べながら本に熱中した場合、溶けたアイスクリームが指をつたって足元までネロネロになっちゃいますから(そこまで気付かない人は居ないな)
 ま、とにかくお店に入る前は辛抱出来ると。

 買うまでもない本は立ち読みして(をいをい)、重要な本だけ買って外に出る。すると今度は、この自販機は自分の視界に入らないはずなんですね。自販機に対して自分は後ろ向きなわけですから。しかし、頭のどこかに、お店に入る時に見たあの自販機の記憶が残っているんでしょう。しなきゃいいのに、必ず振り向いちゃう。そして、何の気無しに自販機の前まで歩いていっちゃうんです。

 いや、買うつもりは毛頭無いんですよ。「ちょっと見るだけだからねっ」という、軽いつもりなんです。そして自販機の前まで行って確認してしまうんですね。これがまたいけない。
 「えっと、バニラね、私の好きなヤツ、そしてチョコミントっと、うんうん、美味しいよね、それからワッフルコーンチョコバナナね、そうそう…… えぇ?! ワッフルコーンチョコバナナぁ!」ここで新製品を見ちゃったら最後、買わずにはいられなくなってしまう。

 あそこで「いや、私は買いません!」という人が居たらお目にかかりたい。その人は余程意志の強い人であり、例えその人の前に活きている伊勢エビを「プリッ」とむいたものを出しても、例え美味しい焼肉屋の霜フリフリ肉(何だそれ)一皿4600円を出しても、例え上目黒「鳥よし」の程良く焼けたボンボチ(尻の部分)、カッパ(軟骨)、チョウチン(卵管)、白レバーという通好みのネタを出しても(段々店限定になってきた)、例え築地「大和寿司」の極上寿司・アラ汁付きを出しても、しかもそれらが全てタダだったとしても!!
 その人は顔を引きつらせながら「わっ、私は、いっ、いりません」と泣くに違いないのだ。

 あのさぁ〜、人生一度しか無いんですよね。
 自分に正直に生きませんか?(たかがアイスクリームで、たいへんな話になってしまった)