手術当日
8時15分に手術室に入るということで、7時半に面会。
「もしものこと」も考えて、手術前に会う時間を設けようという病院の配慮なのでしょう。嫁と母を連れて行って来ました。
病室に入ると、既に父は少量の麻酔薬によって半分「ボー」っとしていました。
私達の「頑張ってね」という声を受け、父は手を振って手術室へ。
時間は結構有ったけど、手術後の病院からの説明は無し。
「麻酔が切れて部屋に戻るのが午後になるでしょう」という看護婦さんの話により、私は嫁と母を家に送り届け、それから今日どうしても行かなければならない仕事へ。
10時25分頃病院から電話が入る。
「手術が終わって医師からの説明が有るんですけど誰も居ないので…」
そんな説明無かったじゃん?
そんなことを今更言っても仕方ないので、とにかく成功したのかどうかを聞いてみた。
「電話では一切お答え出来ないんです」
こんなことを言われたら、尚更心配になるんじゃないかねぇ。
電話で言えないほど大事な話ということは、手術中に何か有ったんじゃないかとか、もしかしたら脳の壁を…なんてことを心配しつつ、病院へフルスピードで戻る。
小走りでナースステーションへ。
その場を離れた理由と、とにかく成功したのかを聞きたいと告げると「現在担当医が居ないので状況が解りません」とのこと。
いや、私はですね、失明の恐れがあるとか、脳との壁になっている骨が割れると命に関わるとか聞いていたので、そこだけが知りたいのですよ。そこだけでいいから知りたいでしょ、普通。
そこで担当でない看護婦さんが「もしもの場合は一般病棟に戻れませんので、大丈夫だと思いますよ(^^)」と言ってくれる。
それを聞いて「そりゃそうだな」と納得。
部屋に行くと、そこに父が居た。

まだ麻酔が切れたばかりだけど、何とか普通の話が出来る様子。
目もちゃんと見えるようで一安心。
「このまま3日ほど大丈夫ならば、後遺症の心配は無いでしょう」と1時過ぎに担当医師から説明が有り、またまた安心。
3時過ぎには「起きてトイレ行きたい」なんてことを言い出し、看護婦さんに「全身麻酔だから今日一日は起き上がれないですよ~」と言われる。
かなり元気だ。
手術を担当してくれた先生は、夕方にもまた様子を見に来てくれました。かなり親切で、やっぱりここで良かったのかなと思いました。
…
喉が渇いたり、喉に血の塊が溜まるようなので、ナースステーションに行ってどうしたら良いのか聞いてみた。「手術後はこういう症状が出ます」という説明は無く、私は同じ手術をした友人から話を聞いていたり、ネットで調べていたから良いものの、全く知識が無い人間が付き添ったらどういうことになるんだろうか。
面白いことに、付き添いが居ると処置を付き添いに任せるようである。現に「これをこうして下さい」と指導された。ということは、私に「やれ」と言っているんでしょ。
「最低でも一時間置きに様子を見に来ます」と言っていた看護婦さんは、その後一時間置きに見に来ることはなく、こちらが何か質問してようやく何かしてくれる状態。逆に、誰も付き添いが居なければよく見てくれるのだろうか?
『付き添いは要りません』という病院なんだけどなぁ。
その後私が、血の付いた脱脂綿を取り替えたり、うがいをさせたり、血のタンを出させたりして、午後4時には大分良くなってきた様子。
「頑張って」と伝えて病院を出る。
医師には慣れた人がたくさん居るようですが、圧倒的に看護婦さんの人数が足りないんじゃないでしょうか。だから付き添いに処置を任せるようになってしまうんだと思います。
色々書きましたけど、これは人数が少ないせいであって、看護婦さんの対応としては他の病院よりも数倍良いです。ちゃんと教育されているし、個人のスキルも高い。何かする時にマゴマゴすることは有りません。
皆さん自信を持って仕事をし、常ににこやかなところも良いですね。
今まで平均年齢が高く横柄な看護婦さんをたくさん見て来ましたが、こちらの看護婦さんは皆さん若く、しかし一生懸命看護してくれるので嬉しいです。
6時に帰宅して風呂を沸かし、母の夕食を作って食べさせる。
父が入院中に母の具合が悪くならないように心配もしていたが、今日までは元気にしているから安心。母も具合が悪くなって通院ということになってしまったら、私はどちらの病院に行ったら良いのか解らなくなってしまう。母には気をしっかり持って頑張ってもらいたい。
担当医によれば、これからの心配は手術箇所に細菌が繁殖すること。繁殖すれば手術箇所が細菌に冒され、その周辺が術後で弱っている為に大変なことになるという。
しかしその可能性は少なく、このままいけば順調に回復するとのこと。
ここ2・3日が重要だということです。
明日は吸入器が取れ、歩いても良いので少しは楽になる予定。
術後は麻酔の関係ですぐに痛み止めは使えない。
今夜痛まなければ良いと思う。