B食隊たいちょが想像するだけでお腹が鳴るラーメン店8選

みなさんこんにちは、B食隊のたいちょ(@_taicho)です。

ラーメンって、なぜあんなに美味しいのでしょうか。
そして、ラーメンの画像・映像が出てきた時の「あ゛～～～食べたい！ 今すぐ食べたい！」という吸い込まれ感と言いますか、おまけに「ぐぅ～～～」っとお腹まで鳴らせてしまう腹鳴力(ふくめいりょく) ←こんな言葉有りませんか。

転職前はあちらこちらに移動する仕事で、前日の夕方に明日の仕事の段取りをするんですね。
それが例えば、明日は市川市方面の仕事だったとすると、「だいたいお昼頃にはあの辺りに居るから、そこから近いラーメン屋さんは…」と、仕事の段取りと一緒にお昼ごはんの段取りまで行うわけです。
で、そのラーメンを想像して、お腹が「ぐぅ～～～」っと鳴ると(笑)
ホント、一時期はラーメンばっかり食べていましたねぇ。

中華そばまるき

1店目は、松戸市役所の近くに有ります “中華そばまるき” です。
店主の高橋さんは、柏の“大勝”から独立された方。
煮干とその他の食材の出汁が、見事にマッチした絶品スープです。

いや～、見たらもう食べたいです(^^;
煮干出汁のスープを煮干だけで作るのだって難しいのに、他の食材とのマッチングを考えなければならず、それも毎日ほとんどブレがなく作るなんて、本当に神業だと思います。

その時期によって、数量限定のラーメンが登場するんですが、どちらを注文しようかと、いつも迷ってしまいます。
限定もどんなラーメンか気になるし、いつもの中華そばも食べたいし … ((+_+))
転職をしてから食べ歩きが難しくなってしまったので、次回行ったら悩みすぎて決まらず、両方注文してしまうかも(笑)

実はこのお店、チャーハンも美味しいんですよ。
私もチャーハンは好きでよく作りますが、このバランスが一番好き！
店主高橋さんは「シンプル・イズ・ベスト！」と仰っていますけど、本当にそうだと思います。
料理の腕を持っている方って、何を作っても美味しいですよね♪

ラーメン(ここでは中華そば)でなくて、このチャーハンを狙って来るお客さんも多いんですよ。
半チャーハンも有りますから、「中華そば+半チャーハン」という組み合わせも幸せになれます♪

菜（さい）

フランスの三ツ星レストランに在籍していた店主がオープンしたラーメン店です。
店主の大塚さん、料理の腕も一流ですが、それ以前にカッコイイんですよね～♪(o^_^o)

ラーメンに色々な料理の要素を入れ、素材選びもまた個性的。
チャーシューとは思えない味と食感のチャーシューは、他店では味わうことが出来ません。

こちらのお店も限定ラーメンが有りまして、ファンは毎回楽しみにしています。
開店して数年目に自家製麺に変更し、更にグレードアップ！
誰にも真似の出来ない唯一無二のラーメンです。

一条流がんこ十一代目

こちらは夜限定のお店。

さっぱりしているのにコクが有り、でもあっさりと食べられてしまうという、本当に好きなラーメンです。どうしたらこのようなコクの有るスープができるのか、このバランスは最高に好き♪

店主三田さんの仕事は、とにかく丁寧。
ひとつひとつの食材にきちんと手間を掛けて作り上げるラーメンは、どのメニューをチョイスしても大満足の完成度です。

がんこのラーメンは「しょっぱい」と言われますが、三田さんのお店は塩分を調整し、どなたでも美味しく食べられるように工夫されていますので、私のような血圧を気にする年代でも安心して食べることが出来ます。

末広家

家系ラーメンでも直系のように塩分強めではなく、食べやすいバランスのラーメンです（店主の中田さんは本牧家出身）。

店主中田さんの優しさがにじみ出ている一杯です。
優しさの中にも家系ラーメンのどっしりとしたパンチも有り、その美味しいスープを吸い込んだトッピングがたまりません。

私はいつも、「海苔」か「ほうれん草」のトッピングをお願いしますが、こんなにほうれん草トッピングをお願いしたのは、この日だけです(笑)
このスープを吸ったほうれん草が、本当に美味しいんですよ。
調子が良い時はライスをお願いしまして、美味しいスープを吸ったほうれん草をライスにのせて食べたり、美味しいスープを吸った海苔でライスを巻いて食べたり、もう少し食べられそうだったらライスをもう一杯お願いして残ったスープに入れて食べたり。

らあめん葫

大量のニンニクと野菜を使用したスープは、ポタージュスープを飲んでいるようです。

こちらのお店も、他では食べられないラーメンを提供しています。
当時の美味しいラーメン店は本当に個性的なお店が多くて、食べ歩き好きな我々からしますと、メチャメチャ楽しかったんですよね。他店との差別化という意味では、皆さん先頭集団に居たと思います。

基本の醤油もいいですが、塩も美味しいんですよねぇ。
もしかすると私、塩の方が多く食べているかもしれません。

話を戻しますけれど、このお店の店主浅田さんの修行先は、当時東葛地域では知る人ぞ知るお店「奥村屋」さんなんですね(都内でのお話)。
奥村さんは弟子をとらない人だったので、たった1人の弟子がこちらの浅田さんというわけです。
でも浅田さん、奥村さんの技法をひとつも取り入れていなくて、全くのオリジナルラーメンを作り上げました。
奥村さんもスケールの大きな人でしたが、浅田さんもまた、奥村さんの上を行くスケールの大きさを持った方なんです。

チャーシュー丼がまた大人気で、とにかく美味しくて安い。
このチャーシューも独特な作り方をしていまして、これと同じものは中々見つけることは出来ないと思います。
あの噛みごたえ、味、どこをとってもオリジナリティあふれるチャーシューです。

店主の浅田さんは、お店が軌道に乗り始めた頃にジム通いを始めまして、今やプロレスラー並の体型をしていらっしゃいますが、中身は本当に優しい方ですよ(o^_^o)

 

 

 

純手打ラーメン長八

こちらは、私がラーメン食べ歩きをするキッカケとなったお店です。

当時流山に住んでいた平(たいら)さんという友人に「この周辺で美味しいラーメン屋さんは有りますか？」と聞いたところ、このお店を紹介して頂きました。
蕎麦屋さんに居た店主が蕎麦打ちの技術を中華麺に応用したということで、全て手で作っています。

もうこの麺が私は大好きで、未だに似ているお店は見付かるものの、これと同等の麺、これ以上の麺は見付かっておりません。手切りによるピラピラ麺(勝手に言葉を作りました)が、スープを良い感じに持ち上げてくれまして、この「麺とスープが一体となった不規則な波が、口中に押し寄せてくる感じの啜り感」は、他店では経験出来ません。

1日80～90食しか手打ち出来ませんので、開店してから数時間で完売となってしまいますから、早めの来店がおすすめです。

よく「麺が美味しいお店はつけ麺を選ぶべし！」というセオリー的なお話をされる方が居ますが、長八さんの場合、私は「ラーメン」をおすすめしたいです。
決してつけ麺が弱いわけではなく、長八さんの麺はつけ麺のつけ汁よりもラーメンスープとのバランスがモーレツに良いからなんですね。
今まで何度もスープや麺を進化させてきましたが、きっと店主はその都度、スープと麺の絡み具合を細かく調整していらっしゃるのではないかと想像してしまうほど、見事にマッチしています。

私が長八さんの情報をネットに上げた当時(おそらく開店して1年未満)は、まだ個人でホームページを立ち上げている人が少なくて、ましてグルメ情報なんていうのはほとんど無い時代で、有ったのはキャンプとか趣味を持っている人たちのページのみ。
ラーメンフリークと呼ばれる方たち数名のページは有りましたが、その他は見当たりませんでした(山路さん主宰の千葉拉麺通信も無い時代でしたから)。
ですから長八さんをオンラインに載せた時、要するに我が家が長八さんに通うことが出来ていた当時は、外に行列したことが無かったんですね。
それが数年の間に、開店して数時間で麺が完売し、午後の営業がほとんど出来ないほどの有名店になり、現在我が家は行きたくても行けない状況 (^^;
あのスープとピラピラ麺が恋しいです… (泣)

ですので、どうしても食べたいという方は、開店すこし前に到着しておいた方がよろしいかと思います。

 

 

北海とんこつらーめん純輝

このページで紹介している8店舗のなかで、唯一店主の顔も名前も知らないお店の登場です(笑)

私、味噌のジャンルとしては「背脂味噌」が好きなんです。
でも今まで、脂っこいラーメンは有りましたが、ちゃんとした正統派の「背脂味噌ラーメン」には出会わなかったんですね。
そこで、以前B食隊隊員としてご一緒して頂いておりましたDAIさんに、「北海とんこつらーめん純輝はオススメですよ♪」と教えて頂き、1度行ってファンになりました。

私がもしも本格的にお店を持って味噌ラーメンを作るならば、やはり背脂味噌を作りたいです。
だって、味噌に背脂ってベストマッチだと思いますもの(^○^)

いや～、写真見ているだけで食べたくなってきました。
この純輝の良いところは、まず背脂とのバランスが良いというのもあるんですけど、麺のもちもち感、野菜トッピング、チャーシューの大きさと厚み、麺を大盛にした時のスープの濃度、その全てに妥協がないところだと私は思うのです。
どの部分を見ても手抜きがない。
そういうラーメンが、不味いはずがないんですよね。

誰が考案しているのでしょうか、純輝は限定ラーメン(新メニュー)も美味しいんですよね～(o^_^o)
次々と生まれてくる新メニュー、「ほとんど食べました！」と言いたいんだけど間に合わず、多分半分弱程度は頂いていると思いますが、どれもこれもバランスが良くて美味しい！！

2枚目の「正油にぼし」は、煮干もちゃんと活かしつつ純輝の良さはそのままで、3枚目の「濃厚エビ味噌ラーメン」も有頭海老のミソが純輝の味噌スープと相まって、それはそれはパンチのきいた極上のスープに仕上がっていました。
遊び心から「これ、絶対にハズしたでしょ？」とワザと注文してみた「塩バジルラーメン」も、ラーメンは外れずに私の予想が見事に外れ、これまたバッチグーの仕上がり。
私の中では(小さな枠ですが)、味噌ラーメンでは無敵のお店となっています。

 

 

 

煮干中華ソバイチカワ

最後は、茨城県で現在超有名行列店になっている、煮干の香りが食欲をそそる、このお店です。

好きとか嫌いとか、好みという概念を寄せ付けないほど完成度の高いラーメンです。
どんなお店でもスープや麺の出来具合には多少のブレが生じるものなのですが、このお店は、店主市川さんが作る渾身の一杯が常に提供されていると感じるほどレベルが高く、味がブレません。いえ、こちらのスープの素材も、その日によって、その時期によって変化が生じるはずなのですが、それを感じさせないほど麺の茹で加減やトッピング等、全体の仕事に抜かりがないのだと思います。

最初は気付かなかったのですが、「煮干中華ソバイチカワ」と名前を変えて現在の場所に移転してから、はっきりと分かりました。
市川さんの仕事は、ゆっくりと見えて無駄がなく、見ていて気持ちがいい。
ご夫婦二人が作り出す、このまったりとした空気感もいい。
そんな心地よい空間で頂く、煮干の香りが立った渾身の一杯。
本当に美味しいです。

 

 

 

B食隊たいちょが想像するだけでお腹が鳴るラーメン店8選 まとめ

今回は、私が想像するだけでお腹が鳴るラーメンを8店をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
8店に絞るのは、正直難しかったです。
私が好きなラーメンは他にもたくさん有りますので、ここに紹介出来なかったお店は、別の機会にご紹介したいと思っています。

食べ物は個人の好みによりますから、お口に合うかどうかは分かりません。
でも実際に行って、食べて、少しでも幸せになって頂けたなら幸いでございます。

今日も最後までお読み頂き、有難うございました。

また別の記事でお会いしましょう！

ではでは～～(^^)/